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マーサージャパンと日本マイクロソフト、Office 365のMyAnalyticsを活用した働き方改革コンサルティングを提供
2017年6月22日 12:11
マーサージャパン株式会社と日本マイクロソフト株式会社は22日、マイクロソフトのAIを活用した人事コンサルティングにおいて協業し、マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」の「MyAnalytics」を活用したコンサルティングサービス「働き方改革 AI業務改善支援サービス」の提供を開始すると発表した。
日本マイクロソフトでは、社員の働き方の質の改善を目的として、マーサージャパンの協力のもと、2016年末から4カ月間、MyAnalyticsを活用した社内検証プロジェクトを実施。MyAnalyticsにより、会議やメールなどに費やしている時間を見える化したデータを分析し、実施部門で合計3579時間の無駄な時間を削減できたという。
この社内検証の結果を受け、両社の協業が決定。組織・人事コンサルティング分野で働き方改革を支援するマーサージャパンと、働き方改革をテクノロジーで支援する日本マイクロソフトの協働により、働き方改革における労働時間の管理と、生産性と業務効率の向上という、2つの観点を融合した業務改善の支援が可能になるとしている。
「働き方改革 AI業務改善支援サービス」は、3カ月のコンサルティング期間内に、Office 365のMyAnalyticsを使用した「働き方の見える化」により、業務における会議時間、メール時間、集中時間を分析し、業務効率と生産性の向上に向けた業務改善を提案するサービスで、マーサージャパンから提供される。
マーサージャパンは、業務改革、人事コンサルティングの観点よりサービスの導入を推進する。日本マイクロソフトは、ICTを働き方改革にどう活用できるかという観点で、Office 365の法人向け最上位プラン「Office 365 Enterprise E5」を導入済みもしくは導入を検討されている顧客に、MyAnalyticsの活用を含めたコンサルティングである「働き方改革 AI業務改善支援サービス」の導入を推進する。
基本プランは、1)Office 365 Enterprise E5の3カ月利用ライセンス、2)Office 365 Enterprise E5の社内導入支援(Office 365パートナーの連携)、3)MyAnalyticsを使用した働き方の見える化分析(会議時間、メール時間、集中時間)と働き方の分析による業務改善提案――を提供するもので、費用は500万円(税別)から。Office 365 Enterprise E5を利用中の場合は、1)2)の費用がないプランとなる。
マーサージャパンと日本マイクロソフトでは、協業により年間約50社へのサービス提供を目指す。