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大塚商会、レンタル業に特化した販売管理システム「レンタレンジ」
2017年6月20日 15:14
株式会社大塚商会は20日、レンタル業向け販売管理システム「レンタレンジ(RENTARRANGE)」を発表した。同社の販売管理製品である「SMILE BS 2nd 販売」をベースに、業界特有の商習慣に対応しており、6月23日より提供を開始する。
「レンタレンジ」は、レンタル業におけるフロント業務を支援するためのソリューション。レンタル業特有の契約、貸し出し、返却、在庫の管理、売上、請回収、仕入れ、支払いといった業務全体をサポートし、レンタル品の稼働状況を可視化することで、レンタル品の効率的な稼働サイクル実現を支援するという。
さらに、見積もり、予約、在庫、得意先との取引状況など各種情報を一元化しており、営業や得意先からの問い合わせに対して迅速に回答できるため、顧客満足度の向上と契約機会ロスの防止につなげられるとのこと。
なお、業界のノウハウを保有したSEによるコンサルティングも提供可能で、導入における基本的な項目について、ユーザーの要望に添った運用を行えるよう、最適な設定を支援するとしている。
「レンタレンジ」の価格(税別)は、スタンドアローン版で100万円、LAN版で240万円から。別途、「SMILE BS 2nd Edition 販売 スタンダードモデル」や保守の料金が必要になる。また今後は、修理点検オプションやモバイルオプションも提供する予定。
なお大塚商会では、主に中堅レンタル業を対象に展開する考えで、発売初年度に20セットの販売を目標としている。