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ソリトン、物流貨物の流れとセンサー情報を可視化するIoTシステムを製品化

Soliton IoT Sensor Unit

 株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は19日、物流貨物の輸送時の情報をリアルタイムにトレースできるシステムを製品化したと発表した。センサーユニットの試作品およびクラウドシステムなども開発し、すでに大手物流会社と共同で性能評価も実施している。

 センサーユニットは、温度、湿度、気圧、衝撃加速度、傾斜角、照度、バッテリー電圧値のトレースが可能。BLE(Bluetooth Low Energy)通信により、スマートフォン)経由でクラウドシステムにセンサーデータの送信を行う。あらかじめ設定したしきい値を超えた場合に、アラートメールで通知する。

管理画面(例)。地図上でのトレース情報と温度変化

 バッテリーは2Way方式を採用し、リチウム乾電池とボタン電池に対応可能。リチウム乾電池の場合、マイナス40度の環境下で約2年間の連続動作に対応。航空機輸送に対応するため、ボタン電池での動作も可能となっている。

 センサーユニットには大容量の内蔵メモリを実装。クラウドシステムへの通信が途絶えた場合でも、約40日分のデータを内部に保持しておくことができ、通信が復旧した際にデータをまとめてアップロードできる。

 センサーデータの受け渡し、ユーザー管理画面用コマンド制御など、外部サービスとの連携するためのAPIも提供する予定。ソリトンでは、性能評価から得られたデータからフィードバックを行い、今後センサーユニットの小型軽量化、量産化を進める予定としている。