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GMOクラウド、サーバー利用者向けに定期的な脆弱性診断や月次報告などを提供する「SiteLock おまかせ定期診断」

 GMOクラウド株式会社は15日、同社のIaaS(ALTUSシリーズ、Publicシリーズ)や専用サーバー、VPS、共用サーバー(iCLUSTA+)の利用者を対象として、ウェブサイトの定期的な脆弱性診断やマルウェア診断・駆除に加え、診断結果の月次報告や24時間365日体制のサポートを行う「SiteLock おまかせ定期診断」の提供を開始した。

 月額利用料金(税別)は、診断対象URL数が600までのブロンズプランが2万円、診断対象URL数が1000までのシルバープランが3万円、診断対象URL数が2000までのゴールドプランが4万円、診断対象URL数が1万までのプラチナプランが5万円。初期費用は各プランとも2万円(税別)。

 サービスは、GMOクラウドの法人向けクラウドサービス(SaaS)を集めたポータルサイト「SaaStart byGMO(以下、SaaStart)」での提供となる。

 GMOクラウドでは、ウェブサイトの定期的な脆弱性診断およびマルウェアの検知・駆除を行う「SiteLock」を2016年9月から、ウェブ脆弱性診断ツールを活用したワンショット型の「Webセキュリティ診断」を2017年4月から、それぞれSaaStartで提供してきた。

 一方で、GMOクラウドのクラウド・ホスティングサービスの利用企業からは、ウェブサイトを常時監視し、定期的にセキュリティ診断を実施・結果報告する体制の構築や、深刻な問題が発生した際の緊急対応体制を整備したいという、包括的なセキュリティ対策・支援への要望が寄せられていたことを受け、SiteLock おまかせ定期診断の提供を開始する。

 サービスの利用開始に向けたヒアリングから事前準備、ウェブサイトの常時監視や定期的な脆弱性診断、マルウェア診断の実施まで、すべてGMOクラウドが行う。顧客の要望や運用ポリシーに沿って監視・各種診断を代行するため、高度なセキュリティの知識や特別な作業は必要ない。

 マルウェアを検知した場合は、顧客が事前に選択した「即時駆除」または「顧客に即時報告し確認後に駆除」のいずれかのポリシーに沿って、GMOクラウドが対応する。

 ウェブサイトの安全性を定期的に確認する上で役立つ診断報告書を毎月提出するとともに、深刻な脆弱性やマルウェア等が検知された場合は、速報レポートとして問題点を電話およびメールで即時報告。上位のゴールド、プラチナプランでは24時間365日対応の電話サポートも提供する。