エルザジャパン、リモートアクセスソリューション「Teradici Cloud Access Software」を販売

　株式会社エルザジャパンは、カナダのTeradiciが開発したリモートアクセス向けの高速画面転送技術「PCoIP（PC over IP）」を用いたソフトウェア製品「Teradici Cloud Access Software」を、6月12日に販売開始する。

　Teradici Cloud Access Softwareは、クラウド環境やワークステーションにインストールすることで、互換性のあるPCoIPクライアントからのリモートアクセスを可能にするソフトウェア。PCoIP専用チップを搭載した「PCoIPゼロクライアント」をはじめとする、さまざまなデスクトップおよびモバイル端末からの利用が可能。企業やソリューションプロバイダーの、Windows／Linuxデスクトップ環境のクラウドへの移行を容易にする。

　製品は、グラフィックスのアクセラレーションを必要とするアプリケーション用の「グラフィックスエディション」と、オフィスソフトや入力作業などグラフィックスのアクセラレーションが必要のない「スタンダードエディション」があり、それぞれにWindows版とLinux版がある。ライセンス形態は、ローカルライセンスまたはサーバーライセンスで、1年または3年のサブスクリプションライセンスが用意される。価格はいずれもオープン。

　対応OSは、Windows 10/7、Windows Server 2016/2008 R2、Red Hat Enterprise Linux 7.2、CentOS 7.2、Ubuntu LTS 16.04。