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マクニカネットワークス、ソフトウェア開発支援のCI/CDツール「CircleCI」を提供開始

 マクニカネットワークス株式会社は5日、米Circle Internet ServicesのCI/CDツール「CircleCI」の提供を開始した。

 CircleCIは、ソフトウェア開発工程において、環境構築やビルド、テストを頻繁に繰り返し実施するCI(継続的インテグレーション)ツールと、ソフトウェアの本番環境への適応を自動化するCD(継続的デプロイメント)ツールとして、世界で10万人以上の開発者が利用するクラウド版サービスを、自社インフラ上に構築して利用できる企業向けソフトウェア。企業が自社のサーバーやプライベートクラウド基盤上で構築できるため、セキュアな環境で利用できる。

 1つのビルド要求に対してオートスケールで複数のコンテナを利用し、並列処理を行うことで高速化を実現。新しいビルド要求に対しては常にクリーンなコンテナが用意され、過去のビルドに影響されずに即座にビルド処理が行える環境を提供する。開発者自身がYAML形式のコードによりビルドの設定を行うことができ、管理者依存にならず、開発プロセスの高速化を実現。ツール自体の運用・管理に工数をかける必要がなく、開発者は開発業務に集中できるため生産性を向上させる。

 また、ソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub Enterprise」と容易に連携することができ、GitHub Enterprise上で管理されるソースコードの変更に対して、都度CIを組み込むことで、安定した品質のソースコードをリリースできる。