日立ソリューションズ、データ移行をワンストップで支援する「ファイルサーバデータ移行サービス」

　株式会社日立ソリューションズは、ファイルサーバーのリプレースや拡張、集約、クラウドストレージへのマイグレーションなどに伴う、データ移行の計画立案から実行までをワンストップで支援する「ファイルサーバデータ移行サービス」を6月1日に提供開始する。

　ファイルサーバデータ移行サービスは、日立ソリューションズが大規模ストレージやファイルサーバーでのデータ移行のノウハウを基に独自に開発した「データ移行ソフトウェア」の事前検証機能により、ファイルへのアクセス権などの確認を実施。実行時には移行処理の差分コピーや並列実行などにより、データ移行に伴う業務停止時間を従来のデータ移行手法と比較して約25％に縮減する。

　また、さまざまなファイルサーバー製品に精通した専門SEが、要件定義から事前検証、リハーサル、移行設計、データ移行、移行後の整合性検証までのプロセスをワンストップで実施し、データを確実に移行することで、トラブルの発生リスクを軽減。構成や機種などさまざまなファイルサーバーの組み合わせや、クラウド環境への移行にも対応し、スムーズなデータ移行を実現する。

　価格は、データ容量5TBで250万円（税別）から。日立ソリューションズは、金融業や製造・流通業などの大手企業を中心に、さまざまな企業、団体にサービスを提供し、今後3年間で関連サービスを含めて10億円の売上を目指す。