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PBCが独incadeaと協業、国内の自動車販売事業者向けに基幹ソリューションを提供

Microsoft Dynamics NAVを活用

 株式会社パシフィックビジネスコンサルティング(以下、PBC)は22日、独incadea GmbH(インカディア)と提携し、同社のディーラーマネジメントシステム(DMS)「incadea.dms」を、国内の自動車販売時業者向けに提供すると発表した。提供開始は10月を予定している。

 DMSとは、見込み顧客の管理から商談履歴、下取り車の査定、自動車の販売、納車前点検、アフターサービスまでの、カーディーラーに求められる業務を一元的に管理できるシステムのこと。

 インカディアのincadea.dmsは、MicrosoftのERP製品「Dynamics NAV」をベースに開発されているため、財務・会計を主とするERPと、顧客/在庫/リソース管理、マーケティングといったDRMの主要な機能がリアルタイムで連携でき、業務効率化が期待できるという。また、Office 365やPower BI、Microsoft Azureの各種サービスとの連携による業務の効率化といった、Microsoft製品としての強みを生かしたシステム構築が行えるとした。

 PBCでは、このincadea.dmsを日本語化し、Dynamics NAVのアドオンソリューションとして提供するとともに、日本特有の機能も順次追加していく予定。なお、Microsoft Azureを活用したクラウドサービスとして利用可能としている。

 価格は、3ユーザーで月額3万円から。導入費用は別途必要になる。