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ペーパーレス会議とPepperを連携させる「スマートセッション for Pepper」

会議参加者のかわりにPepperが資料を説明

 日本インフォメーション株式会社は18日、ペーパーレス会議システム「スマートセッション」とソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」を連携させるオプション製品として、「スマートセッション for Pepper」を提供すると発表した。

 スマートセッションは、iPadやAndroidなどのタブレット端末、PCを活用してペーパーレス会議を実現できるシステム。今回提供するスマートセッション for Pepperを利用すると、会議資料にシナリオファイルを組み合わせることでPepperが会議に参加し、会議参加者の手元の画面を操作しながら、資料の説明を行えるという。

 会議室に用意されたシナリオを選択することで、Pepperが説明者として全端末の画面を操作し、シナリオと結びついた資料がPepperのタブレットや会議参加者のタブレット、PCに表示され、シナリオに組み込まれたセリフやページ遷移、拡大操作などを駆使しながら、Pepperにわかりやすく資料の説明をさせることが可能とした。また、人の操作に合わせ該当ページの説明をPepperに行わせることもできる。

 加えて、拠点間の会議においても、各拠点にPepperを用意することで、すべての拠点にいるPepperが同時に資料の説明を行えるという。

 なお日本インフォメーションでは、5月17日~19日まで東京ビッグサイトで開催されている「教育ITソリューションEXPO」でPepperを展示し、スマートセッション for Pepperのデモを行っているとのこと。