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富士通とトレジャーデータ、デジタルマーケティング事業で協業

 富士通株式会社は12日、データマネージメントサービスを展開するトレジャーデータ株式会社と、デジタルマーケティング事業で協業すると発表した。

 協業により、富士通のデジタルビジネスプラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」で展開しているデジタルマーケティングソリューション「eXperience Data Platform(以下、XDP)」の機能強化を実現する。

 「XDP」のマーケティングコンバージェンスプラットフォームにおいて、大量データの蓄積・高速分析が可能な機能として、トレジャーデータのクラウドサービス「TREASURE DMP」との連携を行う。

 TREASURE DMPは、さまざまなチャネルにおける顧客データとそれと関係性をもつサードパーティデータを統合し、顧客ごとの属性、店頭やウェブの購入履歴、サイト内行動、広告接触などを軸に分析することで、顧客情報を一元的に把握し、最適なマーケティング施策を支援する。

 協業により、TREASURE DMPで取り込まれる豊富なサードパーティデータと、XDPと連携するCRMやPOSなどのシステムやマーケティングツールにおける顧客データとを統合し、大量データの蓄積および高速分析を可能にする。