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使えるねっと、クラウド型WAFサービス「使えるWaffle」を提供

 使えるねっと株式会社は10日、ペンタセキュリティシステムズ株式会社とパートナー契約を締結し、クラウド型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)サービス「使えるWaffle」を提供すると発表した。

 使えるWaffleは、事前に26種類のセキュリティポリシーがセットされた論理演算検知エンジンを搭載しており、既知および未知のWeb攻撃を検知・防御できるクラウド型WAFサービス。インジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、OWASP(Open Web Application Security Project)が発表しているWebアプリケーションのセキュリティリスクランキング「OWASP Top 10」に対しても、従来のWAF製品と比べ、より強固な防御力を発揮できるという。

 また、直感的な管理画面を提供し、Webサイトの閲覧数や実際にどのくらい攻撃があったかを簡単に確認可能。グラフ形式で表示されるため、専門知識がなくても操作可能としている。

 なお、このサービスは、ペンタセキュリティシステムズの既存サービスであるクラウド型WAF「Cloudbric(クラウドブリック)」を、使えるねっとの新サービスとして展開するもので、Webホスティング/インフラプロバイダやエンドユーザーに向け、WAFの製品チャネル強化を図るとのことだ。

 料金は通信量に応じて決まり、10GBまでの場合で月額3800円から。