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インフォア、モビリティ機能などを改善した設備管理ソリューション「Infor EAM」新版

オンプレミス版、クラウド版双方をアップデート

 インフォアジャパン株式会社(インフォア)は27日、設備管理ソリューション「Infor EAM」の新版を、オンプレミス版/クラウド版ともに国内で提供開始すると発表した。

 今回の新版では、まず、運輸管理におけるモビリティ機能を拡張し、オフラインのモバイル機器からでもInfor EAMの大部分の機能を利用できるようにした。接続状況にかかわらず利用できるようにすることで、業務の生産性が高まるという。なお、プラットフォームはiPadに対応する。

 また、不適合設備のトラッキング機能が追加された。あらかじめユーザー側で設定した不適合とされる指標に基づいて、緊急度とリスクレベルを割り当てることが可能で、監査ログ内の管理機能が問題検知すると、既存のケースと関連するワークフロータスク、またはフォローアップオーダーを作成するようにユーザーを促す。これにより事故発生時に、問題の詳細を文書化し、監査するのが容易になるとしている。

 さらに条件スコアマトリックス設定画面では、不適合指標と連携して、画面上で異常や問題を長期にモニタリングし、緊急度や強度、規模、重要度といった指標で検索することができる。

 このほか新版では、OpenCAD関連機能の強化、UI設定の改善、設備機器ランキング機能の範囲拡大などがアップデートされた。