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テックウインド、クアッドコアCPUと10GbEポート×2を搭載するQNAP製NAS「TS-x31XUシリーズ」

 テックウインド株式会社は、QNAPのNAS製品「Turbo NAS」シリーズで、クアッドコアCPUとデュアル10GbE SFP+ポートを搭載する「TS-x31XUシリーズ」ラックマウントNASの取り扱いを開始すると発表した。発売日は4月28日。

 TS-x31XUシリーズは、バックアップ、復元、仮想化ストレージ、プライベートクラウド、および10GbEネットワーク向けなどの機能を必要としている中小企業に適したNAS製品。

TS-1231XU-RP
TS-831XU-RP
TS-431XU-RP
TS-431XU

 製品ラインナップと店頭予想価格(税込)は、12ベイ・2Uラックマウント型の「TS-1231XU-RP」が27万8000円、8ベイ・2Uラックマウント型の「TS-831XU-RP」が21万8000円、4ベイ・1Uラックマウント型の「TS-431XU-RP」が16万8000円、4ベイ・1Uラックマウント型の「TS-431XU」が12万8000円。

 Alpine AL314クアッドコア1.7GHz ARM Cortex-A15プロセッサと、4GB DDR3メモリ(16GBまでアップグレード可能)、SATA 6Gb/sインターフェイスを装備。ハードウェアアクセラレーション暗号化エンジンにより、AES 256ビットでNASボリューム全体を暗号化する暗号化性能を提供する。ホットスワップが可能な冗長電源装置も備え、システムアップタイムを最大化する(TS-431XUは非対応)。

 1000BASE-Tポート×2に加え、10GbE高速ネットワークをサポートする10GbE SFP+ポートを2ポート搭載。仮想化用途や、データの高速バックアップ・復元用途に対応する。予備のPCIeスロットにNICを追加でき、ネットワークをより柔軟に構築できる。

 ストレージ性能面ではSSDキャッシュアクセラレーションに対応し、IOPS要求の厳しいアプリケーションなどの用途に対応。SSDとHDDを組み合わせることで、容量コストと性能の両方で用途に適した条件を選択できる。