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クラウド人材管理ツール「カオナビ」、顔写真付きの組織図機能などを追加

 株式会社カオナビは25日、クラウド人材管理ツール「カオナビ」の最新版を提供開始すると発表した。

 カオナビは、顔写真が並ぶ画面で直感的に人材を把握できるクラウド人材管理ツール。人事部門のみならず、現場のマネジメントにも利用できるという。

 今回の新版では、組織内において、どこに誰が所属しているかをわかりやすくする顔写真付きの組織図機能「SYNAPSE TREE β」を搭載した。組織図上に顔写真が並んでいるため、名前だけの組織図よりも組織をイメージしやすいのが特徴という。利用にあたっては、マウスで顔写真を動かして人材配置のシミュレーションを行えるほか、PDFによる画面出力にも対応する。

SYNAPSE TREE β

 また、全社員の集計情報をわかりやすくグラフ化する「CHART BOARD β」により、男女比、年齢層といった基本情報はもちろんのこと、評価や資格保有の割合など、あらゆる管理項目をグラフで確認できるとした。グラフから該当する顔写真を直接表示させたり、リストとして保存したりすることも可能だ。

CHART BOARD β

 さらに、カオナビ上から直接チャットツールに投稿できる連携機能を、2017年夏にも追加する予定。これまでも、登録されたメールアドレスに通知を送ることはできたが、チャットツールとの連携により情報共有や通知をよりスムーズに行えるとしている。

 このほか、画面表示速度の向上、評価ワークフロー機能「SMART REVIEW」の使い勝手向上などを行っている。2017年夏には、基幹システムなどと連携しやすくするAPI公開も予定している。