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パイオニアVC、学校向け統合型ICT教育ソリューション「xSync Classroom」

 株式会社ブイキューブグループのパイオニアVC株式会社は24日、学校向け統合型ICT教育ソリューション「xSync Classroom」を2017年夏に発売すると発表した。

 xSync Classroomは、一斉学習や協働学習、遠隔学習などの学びの環境を実現するソリューション。ICT機器を活用した学習を、従来の電子黒板だけでなく教員用タブレットからも簡単な操作で実現できる。

「xSync Classroom」活用イメージ

 デジタル教科書・教材、タブレット学習、カメラなどをワンタッチで切り替えられ、ICTへの苦手意識がある教員でも迷わず直感的に操作が可能。電子黒板などの大型提示装置とともに、教員用タブレットを利用することで、教室内でタブレットを持ち歩きながら一斉学習や協働学習を行うことができる。授業シーンにより、児童・生徒の学習進捗を確認し、大型提示装置へ視点を集中させる授業スタイルと机間指導を必要に応じて使い分けられる。

 接続端末を選ばず、既存資産の活用が可能。電子黒板やプロジェクターなどの大型提示装置、Wi-Fi、書画カメラ、先生用タブレット、児童・生徒用タブレットなど、多くのICT機器を接続し、タブレットから操作できる。

 また、離れた教室との遠隔授業など、拡大する学びにも対応。パイオニアVCは、遠隔授業など学びの環境を遠隔に対応することへの豊富な経験があり、これらのノウハウが取り入れられたxSync Classroomにより、多様化する学びの環境に柔軟に対応するとしている。

 パイオニアVCでは、5月17日~19日に東京ビッグサイトで開催される「第8回教育ITソリューションEXPO」で、xSync Classroomの展示を行う。