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監視カメラ映像と入退室管理を連携して遠隔監視、三菱電機ビルテクノサービスが「おてがるっく」を提供

 三菱電機ビルテクノサービス株式会社は24日、三菱電機製の監視カメラ、入退室管理を連携したクラウド型のフィジカルセキュリティサービス「おてがるっく」を発表した。中小規模のビル向けに、4月1日より販売開始する。

 「おてがるっく」は、監視映像と入退室状況などを遠隔から管理・確認できるクラウドサービス。監視カメラや入退室管理のシステムを、レンタル提供するファシリティゲートウェイ装置を介し、同社のファシリティセンターとインターネット回線にて接続することで、集中管理を実現している。

 監視カメラ映像はレコーダーに記録され、フルHD/30fpsの映像をPCやスマートデバイスのWebブラウザから60秒間見ることが可能。見たいカメラの映像を日時指定して確認できるので、絞り込みが容易に行えるという。映像はファシリティセンターに24時間保存され、その後自動消去されるが、24時間経過後もレコーダーに記録映像が残っていれば何度でも確認できるとした。

 また、監視カメラや入退室管理システムのアラーム発生時にはメールで通知し、アラーム発生時の前後30秒(合計60秒)の映像を確認可能。発生したアラームを一覧で確認することもできる。

 入退室情報につていは、扉の状態、通行履歴、アラーム履歴などをリストで確認でき、入退室カードを紛失した場合の権限失効も即座に行えるとのこと。

 価格(税別)は、LTE回線利用時が月額2000円、光回線利用時が月額4500円。