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NTTスマートコネクト、マネージドホスティングにCMS「NetCommons3」のインストーラー機能を追加

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は16日、株式会社ウィズ・ワンとの共同開発により、マネージドタイプのホスティングサービス「スマートコネクト マネージドサーバ」の標準機能として、「NetCommons3インストーラー機能」を追加した。

 「NetCommons3」は、国立情報学研究所(NII)が次世代情報共有基盤システムとして開発した、オープンソースのコンテンツマネージメントシステム(CMS)。NetCommons3は教育関連業界を中心に広く利用されているが、サイト運営を教員が実施する場合、技術的・時間的な負荷がかかり、本業に注力できないといった問題があった。

 NTTスマートコネクトでは、こうした課題に対応するため、マネージドタイプのホスティングサービス上で、NetCommons3インストーラー機能を提供することで、サーバーの構築・運用からインストールの主要な工程までを自動化した。

 NetCommons3インストーラー機能は、NTTスマートコネクトと、NetCommons3の開発に参画するウィズ・ワンが共同で開発を実施。NetCommons3が適切に動作するためのサーバー環境の構成検討のほか、動作検証、問題の切り分けおよび対処案の検討を共同で実施し、機能の提供に至った。

 NTTスマートコネクトとウィズ・ワンでは、今後もNetCommons3の普及および利活用支援に努めるとしている。