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ハンモック、取引先帳票対応OCRソフト「AnyForm OCR」新版 帳票設計を簡略化

 株式会社ハンモックは1日、OCRソフトウェア「AnyForm OCR」の新版「同 Ver.3」を発表した。同日より販売を開始する。

 AnyForm OCRは、従来のOCRソフトが苦手としていた、取引先帳票に対するOCR処理も実現可能な製品。

 従来、取引先帳票のOCR項目の位置を正確に把握するため、キー(目印)となる項目を設定し、キー項目との相関関係でOCR項目の場所を認識することで、帳票内のOCR項目を正確に認識していた。

 ユーザー側では、キー項目の設定と、OCR処理する項目の設定といった2つのステップを行う必要があったが、今回の新版ではOCRのレイアウトを自動認識できるため、OCR項目の指定を行うだけで、OCR帳票設計が完了するという。

 また今回は稼働環境を刷新し、サーバーはWindows Server 2012以降、データベースはSQL Server 2012 SP3/2014 SP2/2016 SP1をサポートする。

 価格は、1システムあたり530万円(税別)から。ハンモックでは、初年度20システムの販売を目標としている。