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HCNETの検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter」、macOS SierraやAndroid 7などをサポート

 エイチ・シー・ネットワークス株式会社(HCNET、旧社名:日立電線ネットワークス)は9日、検疫アプライアンス「QuOLA@Adapter(クオラアダプター)」のソフトウェアをバージョンアップし、「同 Version 5.05」を提供すると発表した。対応可能なOS環境を増やしたり、ウイルス対策ソフトウェアの新版に対応するなどの強化を行っている。

 「QuOLA@Adapter」は、管理者が定めたセキュリティポリシーに違反する端末があった場合に、認証スイッチ/認証サーバーと連携し、ネットワークに接続できないようにする検疫アプライアンス。Windows、Mac OS、Linuxに加えて、AndroidやiOSといったスマートデバイスをサポートしており、OS、ドメイン参加状態、ウイルス対策ソフト、セキュリティパッチ、必須/禁止ソフト、OS上のファイアウォール稼働状態、資産台帳への登録状態など、さまざまなセキュリティポリシーに対応している。

 今回の新版では、macOS Sierra(10.12)、CentOS 6.8、CentOS 7(1511)、Ubuntu 16.04/16.10といったPC向けのOSに対応したほか、スマートデバイスについてもAndroid 7.0/7.1、iOS 9.3/10.0/10.1に対応している。

 さらに、各社の2017年度版ウイルス対策ソフトをサポートしたとのこと。