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ラック、サイバー攻撃対策で長崎県・長崎県警など14機関と相互協力協定を締結

「長崎県サイバーセキュリティに関する相互協定」の締結式が1月24日に開催された

 株式会社ラックは24日、長崎県、長崎県警察などとの間で「長崎県サイバーセキュリティに関する相互協力協定」を締結した。サイバー空間における脅威情報の共有、技術的支援などの分野で参加14機関と協力していく。

 協定を締結したのは、長崎県、長崎県警察、長崎県商工会議所連合会、長崎県商工会連合会、長崎県中小企業団体中央会、公益財団法人長崎県産業振興財団、一般社団法人長崎県情報産業協会、西日本電信電話株式会社長崎支店、株式会社ラック、トレンドマイクロ株式会社、国立大学法人長崎大学、長崎県立大学、長崎総合科学大学、独立行政法人国立高等専門学校機構佐世保工業高等専門学校の計14機関。

 インターネット上のサイバー犯罪をめぐっては、都市部に比べて地方では認知度が低い傾向にあるとされる。しかし、サイバー犯罪はその性質上、地理的な制約を受けない。地方公共団体を狙った攻撃もすでに発生しており、対策が求められている。

 ラックでは技術的支援はもちろん、人材育成、社会全体の意識向上などの面でも参加機関と協力・連携を進めるとしている。