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エイネット、Web会議システム「FreshVoice」新版 iOS端末でのパフォーマンスを強化

 エイネット株式会社は、テレビ会議/Web会議システム「FreshVoice」をバージョンアップし、1月25日より販売開始すると発表した。

 FreshVoiceは、フルHD画質のテレビ会議とSD画質のテレビ会議を1つのアプリケーションで運用できる会議システム。サーバー導入タイプとASPタイプが用意されており、どちらの場合も高額な会議専用ハードウェアを利用しなくても、手軽にテレビ会議/Web会議を利用できるという。

 特徴は、PC操作が苦手な人でも使いこなせるよう、シンプルでわかりやすい画面構成を採用している点で、高音質の音声コーデック採用、ノイズやエコーの防止機能を強化した音声エンジンにより、クリアな音質・音声を実現しているとした。画面は、最大16人までの同時表示に対応する。

 今回のバージョンアップでは、H.264SVC、H.264AVCに加えて、オプションを利用することで、4K/8Kの標準的なフォーマットであるH.265への対応が可能になった(サーバー導入タイプのみ)。現状はまだ4K/8K画質はサポートしていないが、今後の対応が計画されているとのこと。

 また高画質モードでは、従来の最高1080iから、1080pでのエンコード/デコードをサポートした。

 さらにコーデックの全面刷新にあわせ、ARMアーキテクチャを採用するiOSデバイスへの最適化を実施し、iOSデバイスの利用時にパフォーマンスが向上したという。具体的には、iPad利用時はPCと同様、最大16分割の会議参加者表示が行えるようになったほか、iPhone利用時でも映像や音質が向上している。