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ハンモック、レポート機能などを強化したマークシートかんたん読み取りソフト「Remark Office OMR」新版

 株式会社ハンモックは、マークシート読み取りソフトウェア「Remark Office OMR」の新版「同 Version 9」を、2月1日より販売開始する。

 Remark Office OMRは、マークシート高価な専用機や専門知識が不要で、Windows PC、プリンタ、スキャナといった汎用機器があれば手軽に利用できるマークシート読み取りソフト。「マークシート作成」「読み取り位置設定」「アンケート/テストの実施」「回収用紙をスキャニングし採点・集計」の4つのSTEPでかんたんに運用を開始可能。マークシートはオフィスワーカーが使い慣れたWordやExcelで設計でき、完成したマークシートは普通紙にプリントアウトして使えることから、ランニングコストを抑えた運用を行える。

 今回の新版では、最新のクライアントOSであるWindows 10(32ビット/64ビット)に対応したほか、認識オプションを強化した。具体的には、読み取り処理、データの確認/修正、データの保存/エクスポートに使用する「Remark Office OMR Data Center」オプションにおいて、処理対象のハイライト表示の範囲とオン/オフを選択可能にした。さらに、スキャンし直さなくても、フィールド/ページ/バッチ単位でOMRの読み直しを行えるように改善している。

 また、データ分析レポートを自動作成する「Remark Office OMR Quick Stats」において、新たな分析レポートを追加。回答類似性レポート、統合項目分析レポート、テスト統計レポート、変更された回答のレポート、統計による要約項目分析、統計による基本項目分析などが利用できる。

 価格(税別)は、製品版が19万8000円。バージョンアップ版は利用中のバージョンによって価格が異なり、Ver.8→Ver.9が9万円、Ver.7→Ver.9が13万3000円、Ver.5.5→Ver.9が16万6000円、などとなっている。なお新版の発売を記念し、3月末までの期間限定で、通常価格の15%引きで提供するキャンペーンも行われるとのこと。

 ハンモックでは、初年度300システムの販売を目標としている。