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さくらインターネットの「高火力コンピューティング」が産総研とHi-Matのスーパーコンピューターに採用、5年20億円規模

 さくらインターネット株式会社は12日、機械学習向けサーバー環境「高火力コンピューティング」の基盤が、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)と先端素材高速開発技術研究組合(Hi-Mat)で共同運営するスーパーコンピューターシステムに採用されたことを発表した。

 さくらインターネットが今回提供するハードウェア規模は、サーバー台数で1024ノード。合計コア数は3万2768コア、総理論演算性能は約1153ペタフロップス(Pflops)に上る。2017年4月1日からの5年契約で、受注金額は20億9994万0000円。

 直接の契約先となるHi-Matとは、材料系の民間企業16社が結成した研究組合。産総研と協力し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託研究事業に取り組んでいる。

 実際に提供するサーバー群は、さくらインターネットの石狩データセンター(北海道)にて構築・運用される。