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クオリカ、タッチパネル端末に特化したウェブブラウザー「QSBrowser」を販売

「QSBrowser」とソフトキーボード

 クオリカ株式会社は26日、タッチパネル専用ブラウザーソフト「QSBrowser」の販売を開始した。

 QSBrowserは、タッチパネルを使用したKIOSK端末に特化した、Windows PC向けのウェブブラウザー。クオリカのタッチパネル情報端末「WebLight」の標準バンドルソフトとして、1998年以来、公共・文教のユーザーを中心に利用されてきたが、「パソコンとタッチパネルディスプレイを組み合わせてこのブラウザーを使いたい」という顧客の声に応え、販売を開始する。

 QSBrowserは、Internet Exprolerをエンジンとして利用することで、高い表示互換性を実現。対応OSも、Windows 7からWindows 10と広く利用できる。

 タッチパネルに特化したボタン機能を備え、指での操作に適した大型アイコンを選択しながら自由に配置することが可能。ソフトウェアキーボード機能として、「106キーボード(標準型)」「簡単キーボード(キー配列があいうえお順)」「マクロキーボード(良く使う定型句を登録可能)」の3種類のキーボードを備え、文字入力が必要なときにポップアップさせて使用できる。

 簡易コンテンツフィルターを搭載し、タッチパネルKIOSK端末で必須な簡易閲覧制限機能を実装。デジタルアーツ「i-FILTER」との連動で、より高度なフィルタリングも可能となる。

 製品の価格はオープン。クオリカでは、初年度1000本の販売を目標とする。