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Brocade、エンタープライズクラスの機能とパフォーマンスを備えるエントリースイッチ「Brocade Ruckus ICX 7150」

Brocade Ruckus ICX 7150ファミリー

 米Brocadeの一組織であるRuckus Wirelessは19日、エントリークラスのスタッカブルキャンパススイッチ「Brocade Ruckus ICX 7150」を発表した。出荷開始は2017年2月の予定。

 Ruckus ICX 7150は、エンタープライズクラスの機能とパフォーマンスを、エントリークラスの価格で実現。エンタープライズから中小規模のオフィス、各種教育機関、自治体、ホテル業界などの各種業種で利用できる。

 10/100/1000Mbps対応の12ポート、24ポート、48ポートのモデルをラインナップ。各モデルとも、1GbEまたは10GbEのアップリンク/スタッキングポートを備える。PoE(Power over Ethernet)とPoE+(Power over Ethernet Plus)により、大容量アクセスポイントや他のデバイスへの電力供給も行うことができる。

 アップリンク/スタッキングポートは、ソフトウェアにより1GbEから10GbEにアップグレード可能。OpenFlowのサポートによるSDNの有効化に対応する。ブロケード製キャンパスファブリックへ容易に移行ができ、ネットワークのオートメーション化と管理の簡素化を実現。LLDPとLLDP-MEDプロトコルを介して、受電側機器のプラグ&プレイ操作が可能となる。

 このほか、設定エラーを防ぐ自動設定機能や、通電した状態でのスタックメンバーの追加/削除機能、sFlowベースのネットワーク監視機能を新たに搭載。柔軟性のあるスタッキングにより、管理負荷を増やさずにネットワーク全体の容量を増大できる。