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Synology、デスクトップ型12ベイNASの新モデル「DS3617xs」発売

「DiskStation DS3617xs」

 台湾・Synologyは2日、デスクトップ型NAS新モデル「DiskStation DS3617xs」を発表した。インテルのXeon-Dクアッドコアプロセッサーを採用した高性能モデルで、最大12台のハードディスク(HDD)を搭載可能。想定実売価格は42万円(税別)。日本での出荷も開始した。

 SynologyのNASラインナップの中でも、大規模企業向けのFS/XSシリーズに位置付けられるモデル。拡張性が高く、標準搭載のメモリーは16GB(DDR4 ECC SO-DIMM)だが、最大48GB(4スロット使用時)まで増設可能。CPUはXeon D-1527(2.2GHz)。

 HDD搭載用のベイ数は12。別売の拡張ユニット「DS1215」を最大2台追加すれば、合計で36台のHDDを同時運用できる。ギガビットイーサネット端子は4ポートで、ネットワークカード増設用PCI Expressスロットも備える。

 Synology製NASに標準搭載される「DSM」のもとで動作し、RAIDは0/1/5/6/10、ファイルシステムはBtrfsおよびEXT4をサポートする。VMware、Citrix、Hyper-V、OpenStackなどの仮想化環境にも対応する。

 本体サイズは270×300×340mmで、重量は9.8kg。