ドリーム・アーツ、大規模向けグループウェア「INSUITE」最新版

　株式会社ドリーム・アーツは15日、企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE」の新版「同 ver.3.5」を提供すると発表した。

　INSUITEは、企業活動に必要な情報とコミュニケーションを整流化し、生産性を向上する「ビジネス・コックピット」をコンセプトとした大企業・大組織向けグループウェア。

　今回の新版では、ユーザーから特に多く要望があったという、スケジュールと施設予約の印刷機能を強化した。従来も24時間、週間、月間スケジュールの印刷には対応していたが、利用するWebブラウザごとに印刷画面のユーザーインターフェイス（UI）が異なっていたため、今回はPDFでの出力を可能にしている。さらに、HTMLのコードに関する知識がなくても簡単にWebページが作成できる「スマートページ」のUIにも対応したとのこと。

　対応環境についても、Google Chromeの最新版、日本オラクルのOracle Database 12c R1といった最新環境をサポートしたことに加え、Windows 10のWebブラウザであるMicrosoft Edgeに対応した。

　このほか、来客時にスケジュール上で受付対応の指示ができる「来客管理」機能を、標準機能の範囲内で利用できるようにしている。

　1ユーザーあたりのライセンス価格（税別）は、1000ユーザーの場合、ポータル、通知・アンケートなどの機能を利用できる「ポータルライセンス」が4600円、スケジューラ、Webメールなどの機能を利用できる「グループウェアライセンス」は5400円。なお、既存ユーザーは無償でバージョンアップできるとのことだ。