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セキュリティ企業の米SonicWall、独立企業化が完了

 米国の未公開株式投資会社Francisco PartnersとElliott Managementは1日(米国時間)、Dell Software Groupの買収とSonicWallの独立企業化を完了したと発表した。

 SonicWALL(当時)はファイアウォール/UTMなどを中心にセキュリティ製品を提供する企業。2012年3月にDellが買収し、その後Dell Softwareが開発・販売を行っていた。Dellは6月、Dell Softwareを両社に売却すると発表していたが、今回、その取引が完了したもの。SonicWallはセキュリティ専門の独立企業として、引き続き事業を行う。

 SonicWallの社長兼CEOには、Silent CircleのCEOとEntrustのCEO、Data Networksの社長、Nortel NetworksのEnterprise Networks事業部長などを務めたビル・コナー氏が就任した。

 またSonicWallは、パートナー報奨の改善、取引保護、SonicWall製品の技術的使用可能性の拡大を導入するSonicWall SecureFirst Partner Programの発表も行っている。

 なおDell EMCは、Dellによる買収前と同様、SonicWallの全製品ポートフォリオの再販を引き続き行うとのことだ。