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LINEがワークスモバイルと提携、法人向けコミュニケーション市場へ参入

法人向けコミュニケーションツールを2017年春に国内展開予定

 LINE株式会社は19日、法人向けコミュニケーション市場への参入を図るため、ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)との事業提携契約を10月12日に締結したと発表した。今後、両社共同で、法人向けコミュニケーションツールを2017年春より展開するという。

 LINEではコンシューマ向けのチャットツールを提供しており、日本、台湾、タイ、インドネシアの主要4か国で1億5700万人、日本国内だけでも6200万人の月間利用者数(MAU)を持つ。

 一方、LINEの兄弟会社であるワークスモバイルジャパンでは、LINEのインターフェイスを踏襲し、企業向けのセキュリティ機能と信頼性を備えたビジネス向けコミュニケーションツールである「Works Mobile」を提供している

 今回の事業提携契約によって、LINEはこれまでのコンシューマ向けに加え、法人向けのコミュニケーション市場へ参入を図る。具体的には、Works MobileとLINEを組み合わせた法人向けコミュニケーションツールを、2017年春に日本国内で展開開始する予定。LINEの使いやすさと、法人に求められる高い機能性を両立したサービスを展開し、新しいワークスタイルの実現を支援するとしている。