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IIJ、クラウドサービス「Leap GIO Cloud」をタイで本格稼働

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は11日、タイの情報通信サービス事業者であるT.C.C. Technology(以下、TCCT)と設立した合弁会社Leap Solutions Asia(以下、LSA)が、タイ国内においてクラウドサービス「Leap GIO Cloud」を本格稼働させたと発表した。

 Leap GIO Cloudは、IIJのクラウドの構築・運用技術と、TCCTの高品質なネットワークインフラを活用し、タイの現地企業および日系企業向けに開発したクラウドサービス。パブリッククラウド「Leap GIO Public」と、プライベートクラウド「Leap GIO Private」を提供する。

 Leap GIO Publicは、オンデマンドで必要なときに必要なITリソースを選択して、仮想プライベートサーバやインターネット接続環境を時間・月単位の課金で利用できるパブリッククラウドサービス。

 Leap GIO Privateは、顧客のシステム要件に合わせて柔軟な環境が構築できる、月額課金型のプライベートクラウドサービス。VWwareがプリインストールされた顧客専用のサーバーを提供し、その上でOSやアプリケーションを自由に設計・構築できる。サーバーだけでなくストレージ、ネットワークなどの必要な機能をあわせて利用することで、オンプレミス環境と同等の柔軟なシステムを構築できまる。

 IIJグループでは、ASEAN地域におけるパートナー企業5社とともに、10月12日~13日にシンガポールで開催される「Cloud Expo Asia 2016」に出展。ブース内では、ASEAN各地で展開しているクラウドサービスに関するプレゼンテーションも開催する。