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ユミルリンクの高速メール配信システム「Cuenote FC」、利用端末ごとに最適なメールを送り分け可能に

 ユミルリンク株式会社は29日、大量のメールを高速配信可能なメール配信システム「Cuenote FC」において、デバイス別自動配信機能、Unicode絵文字やデバイス別レポートへの対応といった強化を行ったと発表した。

 Cuenote FCは、1ノードあたり300万通以上/時の一斉メール配信が可能なメール配信システム。今回の機能拡充では、メールの開封やクリックなどのサイトアクセス時にユーザーエージェント情報を取得することで、受信した端末をiPhone、Android、PCなどへ分類し、デバイスごとに最適なメールを自動で送り分けられるようするという。同時に、デバイス別メール配信の設定作業時間も大幅に削減できるとのこと。

 また、メール配信の結果や、開封、クリック、コンバージョンといった効果をデバイス別、メール種類別や時系列で視覚化する機能を搭載。これにより、デバイス別の効果や最も開封、クリックされた時間帯を確認できるとした。

 さらに、あらかじめ定義されたシナリオにもとづいて自動配信されるフォローアップメール(ステップメール)を、施策単位で横断的に分析することもできる。

 このほか、配信リスト内のデータをもとに自動でHTMLメール、テキストメールの送り分けを行う機能や、HTMLメールを表示できない受信者がWebブラウザでHTMLメールのコンテンツを閲覧するためのページを自動作成するHTMLビュー機能の追加、外部システム連携用APIでのRESTful APIサポートなども行っている。あわせてUnicode絵文字に対応し、GmailやWebメールなど、携帯キャリア以外のメールへ絵文字を送れるようになったとのこと。

 価格(税別)は、クラウドサービス版が初期費用3万円から、月額費用5000円から。オンプレミス版のライセンスが初期費用225万円から、月額費用4万6000円から。