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ACCESS、業務用途に特化した屋内の位置情報取得ソリューション「ABF for Location」

 株式会社ACCESSは26日、O2Oや見守りサービスなど、企業の業務システムのIoT化を支援する、屋内の位置情報取得ソリューション「ABF for Location」の提供を開始した。

 ABF for Locationは、ビーコンを用いて工場・倉庫・オフィスなど屋内の人やモノの位置情報を取得し、機材の管理状態の記録、要員配置の適正化、機械の稼働状態の監視といった業務効率改善のためのシステム構築を容易に開発できるパッケージソリューション。

 業務システムを構築するために必要となるハードウェアおよび機能(ソフトウェア)として、ビーコン端末、ビーコン受信機、受信機制御ソフトウェア、管理ソフトウェアを一式で提供。スクラッチから開発する手間が省け、多様な用途のシステムを容易に構築できる。

 ACCESSでは、ビーコンを用いた屋内位置情報システムは活用が期待されているが、システム構成の検討やハードウェアの調達、設置、ソフトウェア開発など、多くの手間やコストが必要となるだけでなく、それぞれの機器を扱うために必要な知識や経験の欠如がボトルネックとなり、普及拡大を阻害する要因となっていたと説明。ビーコンを用いた位置情報連動コンテンツ配信クラウドサービス「ACCESS Beacon Framework」で培った技術力とノウハウを結集し、汎用性の高いパッケージとして「ABF for Location」を提供することで、幅広い業界の業務システムのIoT化の普及を支援していくとしている。