ニュース

ミラクル・リナックス、「Mozilla Firefox法人向けサポートサービス」を提供開始

 ミラクル・リナックス株式会社は、一般社団法人Mozilla Japanと「Mozilla Firefox法人向けサポートサービス」の代理店契約を締結し、同サポートサービスの販売を9月1日に開始する。

 ミラクス・リナックスでは、社内システムがIE8以降の対応に間に合っていないなどの理由から、社内システムにはこれまでどおりIE8を使用し、SaaSの利用や社外アクセスには最新のMozilla Firefoxを併用することで、企業の抱える課題を解決するケースが増加していると説明。こうした状況を受け、「Mozilla Firefox法人向けサポートサービス」を提供することで、法人のMozilla Firefox導入・活用を推進し、ビジネス・業務でのセキュリティ強化と利便性向上を支援する。

 Mozilla Firefoxを利用することで、自動更新の停止が可能な延長サポート版(ESR版)により非互換問題の回避や、許可しないアドオンを禁止することによるセキュリティ保護、パスワードを保存させない、位置情報を提供させない、などのカスタマイズ、バックグラウンド通信を禁止することによる通信料の削減などが可能としている。

 法人向けサポートサービスでは、Mozilla Firefoxの使用方法や機能、不具合に関する問い合わせ対応や、動作にかかるソースコードレベルの調査、不具合解決および機能追加のためのアドオン開発などを提供。法人での一括導入が可能で、そのために必要な集中管理やカスタマイズが可能。法人向けに延長サポート版(ESR)の提供や、利用中の他のブラウザーやFirefoxの異なるバージョンとの併用も可能。

 Mozilla Firefoxの任意のバージョン(通常版、ESR、ベータ版、Developer Edition、Android版、iOS版いずれでも対応)が対象で、電子メールで平日10時~17時の間に問い合わせを受け付ける。

 ミラクル・リナックスでは、今回の法人向けサポートサービス提供を第一弾として、今後はIoTをはじめとした組み込みOSの領域においても、Mozilla Japanのコミュニティ活動に参画していく予定としている。