丸紅情報システムズ、エンタープライズ検索エンジン「Neuron Family」を販売開始

　丸紅情報システムズ株式会社は29日、ブレインズテクノロジー株式会社と販売代理店契約を締結し、エンタープライズ検索エンジンソリューション「Neuron Family」の販売を開始した。

　Neuron Familyは、大規模な企業システムの環境においても、低価格で導入しやすいエンタープライズ検索エンジン。利用する際のライセンス構成が、シングルサーバー版とサーバー無制限版の2種類とシンプルで、利用者数や検索対象文書のデータ量による制限がなく、規模が大きくなるほどコストメリットが大きくなる。

　製品は、エンタープライズ検索エンジン「Neuron Document Search」のほか、検索結果のサムネイル表示と類似画像検索機能をオプションで提供する「Neuron Image Search」、データ保管場所に蓄積している活用用途のないファイルを可視化して12種類の軸で分析し、データ保管場所を整理整頓する「Neuron Smart Repository」、クラウドとオンプレミスのストレージ上にあるデータを横断して検索できる「Neuron Cloud」の4種類で構成される。

　オープンソースの全文検索エンジン「Apache Solr」など複数のオープンソースソフトウェアを基盤技術に活用し、変貌する企業ニーズに対応するよう、継続的に機能を強化。また、利用者がどのようなキーワードで検索したか、どのような文書を閲覧したかといったログ情報を収集しており、ログ情報から利用者の検索／行動履歴を可視化、分析することで、情報保管状態の見直しなど、業務改善にも貢献するとしている。

　丸紅情報システムズでは、今後、さまざまな業界にわたる大規模ファイルストレージのユーザー企業に向けて、Neuron Familyを活用した企業内情報資産の有効活用を提案していき、初年度1億円の売上を目指す。