インサイトテクノロジー、NVMe SSDを採用したデータベース向けフラッシュサーバー

　株式会社インサイトテクノロジーは、データベース用途向けのフラッシュサーバー「Insight Qube」の新モデルを、7月28日より出荷開始した。

　Insight Qubeは、データベース用途に特化したサーバー製品。データベースのチューニングノウハウと最新のハードウェア技術を組み合わせることで、CPU、メモリ、ネットワークI/O、ディスクI/Oといった、システムリソースにかかわる4つのボトルネック要素の帯域を広げ、CPU性能を最大限発揮するように設計されているという。

　今回提供する新モデルでは、最新のXeon E5-2600 v4プロセッサを2基（最大44コア）搭載するほか、ストレージにはNVMe SSDを採用することにより、大幅な高速化を実現した。インサイトテクノロジー社内での測定結果によれば、従来のSAS2 SSDモデルと比較して、スループットが5倍以上、かつIOPSが13倍高速になったとした。なおNVMe SSDは、2.5インチのものを最大8台搭載できる。

　電源は、消費電力の高効率消費を目的に、冗長化された80PLUSのチタニウムレベル認証済電源を採用している。