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MOTEX、標的型攻撃を検知・駆除・追跡する「プロテクトキャットPowered by Cylance」

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は25日、IT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」の新機能として、米CylanceとのOEM提携により、外部攻撃の検知・駆除・追跡を一貫して行う「プロテクトキャットPowered by Cylance(以下、プロテクトキャット)」の販売を開始した。

 Cylanceのマルウェア対策製品「CylancePROTECT」は、人工知能を活用し、10億個を超えるファイルから約700万の要素を抽出。独自のアルゴリズムで未知の脅威を99%検知し、パターンマッチングでは発見できない未知の脅威を早期に発見する。定期的なパターンファイルの更新が不要なため、端末や運用負荷の低減を実現。金融・公共機関・工場などのネットワークに接続されていないPC環境でも未知の脅威を検知し、環境を問わず導入できる。

 プロテクトキャットは、Cylance製の人工知能エンジンを搭載し、未知の脅威対策を行う上で必要な、検知・駆除・追跡およびレポートのプロセスを支援。プロテクトキャットで検知した脅威ファイル情報をアラームとしてレポートし、検出されたファイルパスや危険度から対策を検討できる。

 また、LanScope Catが取得するデータと組み合わせることで、インシデント発生時・発生前後のPC操作ログから原因を特定するとともに、他の端末に同じ脅威ファイルが存在しないかを確認し、存在した場合はネットワークから遮断するなどの対策をすることで、被害を最小限にとどめる。

 MOTEXでは販売開始に先行し、6月から国内ユーザー向けに機能を紹介するセミナーを開催。今後は販売パートナーと連携し、3年で国内3000社への導入を目指すとしている。