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アイ・ユー・ケイ、遠隔でファイル同期を行えるソリューション「IUKSYNC2016」

 株式会社アイ・ユー・ケイは21日、遠隔地間でのファイルレプリケーションソリューション「IUKSYNC(アイユーケイシンク)2016」を発表した。7月より、すでに販売を開始している。

 「IUKSYNC2016」は、クラウドや遠隔拠点に対し、大容量ファイルバックアップや拠点間でのファイル共有を行えるソリューション。遠隔地の拠点間において、低回線速度や品質の悪い環境でも多数のファイルを高速に一括送信する機能を備えているほか、最短1秒間隔で定期的な自動差分同期を行える。また、ファイルアクセス権限などを維持するためのパーミッション同期機能も備えているとのこと。

 用途としては、遠隔地やクラウドへのリモートバックアップ、開発製造などの設計図や大容量の画像動画ファイルの共有、オフショア活用による業務アウトソーシングのためファイル共有、といったことに利用可能。遠隔地の回線コストの増加を抑制できるほか、ファイル転送作業や再送作業などが自動化可能なため、IT専任スタッフの数を減らせ、人員コストも削減できるとした。

 最小構成価格は、帯域制限100Mbps~で100万円(税別)。アイ・ユー・ケイでは、2016年度に20ユーザー、2017年度以降は年間100ユーザーへの販売を目標としている。