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IDCフロンティア、ウェブサイトの広域負荷分散サービス「IDCFクラウド GSLB」

「IDCFクラウド GSLB」サービス概要

 株式会社IDCフロンティアは21日、クラウドサービス「IDCFクラウド」のラインアップに広域負荷分散(GSLB:Global Server Load Balancing)機能を加え、提供を開始した。

 新たに提供する「IDCFクラウド GSLB」は、物理的に離れて稼働する複数のウェブサイトを束ね、要求されたリクエストを負荷状況に応じて最適なサイトへ振り分けられる。障害時には、待機させておいたウェブサイトに自動で切り替えることにより、システムを短時間で復旧させられる。

 2つ以上のウェブサイトをアクティブ/アクティブまたはアクティブ/スタンバイで冗長化し、クラウドやデータセンター間で広域の負荷分散やバックアップサイトへの自動切り替えが可能。GSLBおよびDNSのサーバーは国内3拠点に分散配置し、サービスの提供継続性を確保している。

 シンプルなウェブ管理画面と、複数拠点のサイトを登録するだけの簡単設定を実現。ヘルスチェックの通知機能は、メールに加えSlackへの通知も登録できる。

 サービスの利用料金は、基本料金(DNS 1ゾーン)が月額50円、1サイト登録(GSLB 1レコード)が月額250円。利用料金の例としては、2つのウェブサイトで利用する場合、DNS 1ゾーンとGSLB 2レコードの合計月額550円となる。