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ナレッジスイート、位置情報を確認できるビジネスチャットアプリ「DiSCUS」

 ナレッジスイート株式会社は15日、ビジネスチャットアプリ「DiSCUS(ディスカス)」の提供を開始した。iOS/Android対応の専用アプリから利用できる。マルチテナント版の価格は初期費用が3万円、月額ライセンス料が1ユーザーあたり400円から。

 業務利用を想定した、セキュリティ重視型のビジネスチャットアプリ。グループが乱立してメッセージを読み切れなかったり、気分に応じてハンドルネームが変更される場合にユーザー判別が難しいといった、個人用チャットアプリの業務利用における課題を解決できるとしている。また、データを端末に蓄積させず、アクセスの都度サーバーから呼び出す方式することで、情報漏えいリスクを抑えた。

 DiSCUSはおもにスマートフォン上で動作し、さらにGPSとの連動で管理者がユーザーの位置情報を随時確認できるのも特徴。追跡間隔は5分、10分、15分、20分、30分、45分、60分から設定可能なほか、業務時間外になると位置情報追跡を強制終了できる。

 アプリのインターフェースは一般的なチャットアプリとほぼ同様で、未読・既読の確認やグループの作成が可能。メッセージのプッシュ通知にあたっては、本文を表示させない方式とした。

 製品の提供形態として、マルチテナント版のほか、プライベートクラウド版およびオンプレミス版(レンタル型)も用意される。プライベートクラウド版およびオンプレミス版では、チャットボットAPI各種が利用可能。

管理者はユーザーの位置情報を確認可能