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オーシャンブリッジ、SharePoint連携マルチフォーマットビューアのHTML5関連機能を強化

 株式会社オーシャンブリッジは6日、SharePointに連携したマルチフォーマットビューア「Brava for SharePoint」の新版「Brava 7.5 for SharePoint 2013」を発表した。Microsoft SharePoint 2013に登録されている各種文書・図面・画像ファイルを、WebブラウザやiPad上で表示することができる。

 Brava for SharePointは、Microsoft SharePointに登録されているOffice文書、PDFやTIFFなどの画像、AutoCADなどの図面といったさまざまフォーマットを、WebブラウザやiPad上で表示できるマルチフォーマットファイルビューア。サーバー側で各ファイルを表示専用データに変換し、表示専用データのみをクライアントPCに送る仕組みにより、セキュリティも高められるという。

 今回の新版では、主にHTML5ビューアの機能が強化された。まず比較機能において、2つのファイルの差分のチェックをHTML5ビューアで行えるようにしたことで、閲覧者による比較操作が可能になった。Bravaの比較機能は、単に対象ファイルを並べて見比べるのではなく、図面や文書などの2つのファイルを重ね合わる機能で、差分を異なる色でハイライト表示し、変更がない個所はグレーアウト表示にするため、差分をすぐに把握できる。

 また、iPadとAndroidタブレットからのHTML Viewerによる閲覧や、マークアップがサポートされたことにより、外出先や現場で、iPadやタブレットを使用した文書・図面ファイルの閲覧が可能になったとのこと。

 このほか、サーバーが.NET版のアプリケーションからJavaサーブレット版に変更されたほか、AutoCAD 2015をサポート。HTML5ビューアでは、マークアップのプリロードオプションと、表示時の回転機能の追加などが行われている。