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日本ヒューレット・パッカード、DevOps向けアプリケーションライフサイクル管理ソフト「HPE ALM Octane」を発表

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は5日、DevOpsおよびアジャイル環境向けの新たなアプリケーションライフサイクル管理(ALM)ソフトウェア製品「HPE ALM Octane」を発表した。

 HPE ALM Octaneは、JenkinsやGitなど広く普及している開発者向けツールやフレームワークをサポートし、リーン、アジャイル、DevOpsでの展開に重点を置く開発チームの品質を維持・向上。統合分析機能により開発者とテスト担当者にインサイトを提供し、品質やエンドユーザーエクスペリエンスを犠牲にすることなく、迅速なアプリケーションデリバリを実現する。

 ソフトウェア開発者は、HPE ALM Octaneにより本番環境の効率化が実現できるとともに、「HPE ALM」や「HPE Quality Center」と連携して活用することで、既存のプロジェクトで従来型のソフトウェア開発手法を使用しているソフトウェア開発者や企業が、DevOps、リーン、アジャイルといった最新のソフトウェア開発手法を活用しやすくできるとしている。

 また、HPE ALM Octaneは、Swaggerでドキュメント化されたREST APIを活用した、広く普及している開発者向けテストツール、オープンソースのレイヤ上に構築されたオープンプラットフォームアーキテクチャとの統合を実現できるよう最適化されており、見やすいガイダンスによって、ビジネスルールやワークフローを容易に構成できるため、複数の部門をまたいだアプリケーションデリバリを高速化できるとしている。

 HPE ALM Octaneは、日本での提供時期などは未定。英語版のサービスは、クラウド提供のサービスとして利用可能で、オンプレミスによる「HPE ALM Octane」の導入開始(英語対応)は2016年中(日本での提供時期は2017年以降)を予定している。