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富士通SSL、インターネットアクセス環境分離ソフトウェア 「SecureSoft i-コンテナ」を販売開始

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は4日、株式会社セキュアソフトと販売契約を締結し、エンドポイント型情報漏えい対策「SecureSoftコンテナシリーズ」のインターネットアクセス環境分離ソフトウェア「SecureSoft i-コンテナ」の販売を開始した。

 「SecureSoft i-コンテナ」は、PC内に隔離されたセキュアなコンテナを生成することによりインターネットアクセス環境を分離し、インターネットからの標的型攻撃やマルウェア感染などの影響をコンテナ内に封じ込める製品。

「SecureSoft i-コンテナ」製品概要

 マルウェアに感染した場合でも情報漏えいの心配がなく、コンテナを初期化することで簡単に完全除去が可能。 既に業務で利用中のPCに「SecureSoft i-コンテナ」をインストールして、管理サーバーなどを設置するだけで導入できるため、大幅なシステム改修が不要で、低コスト・短期間で導入できる。

 動作OSは、クライアントがWindows 10/8.1/7、サーバーがWindows Server 2012 R2/2012。ライセンスの販売価格(税別)は、クライアントが2万5000円、サーバーが150万円。また、マイナンバーなど重要データの取り扱い環境を分離できる同シリーズ製品「SecureSoft S-コンテナ」も近日中に発売を予定する。クライアントライセンスの販売価格(税別)は5万円。富士通SSLでは、3年間で4億円の販売を目標とする。