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オレガ、アクセス監視機能を搭載したファイルサーバーログ管理ソフト「VVAULT AUDIT 3.0」

 株式会社オレガは15日、ファイルサーバーログ管理ソフトウェアの新版「VVAULT AUDIT 3.0」を同日より販売開始すると発表した。

 VVAULT AUDITは、Windows上で共有フォルダのアクセス記録を管理するソフトウェア。個人情報やマイナンバー関連情報の保存先として利用されることも多くなった企業のファイルサーバーに対して、正しいアクセス権で運用管理されているか、個人情報が記載されたファイルが確実に削除されているか、不正に持ち込まれた機器によるアクセスがないか、といったアクセス履歴を長期保存し、必要に応じてユーザー操作のトレースや不正アクセスの監視を行えるという。

 今回の新版では、ユーザーが独自に作成した監視ルールに基づき、ユーザーからの不正アクセスをリアルタイムに検知する「アクセス監視機能」が追加された。この機能を利用すると、例えば「人事部フォルダに人事部以外の社員がアクセスを試みた場合に、人事部担当者にメール通知する」「ファイル名に【機密】という文字が含まれるファイルに対するアクセス情報を、1日単位でまとめてイベントログに出力する」といった詳細なアクセス監視に対応できるとのこと。

 なおアクセス監視機能は、100名以上の組織を対象とするライセンス「VVAULT AUDIT Enterprise」に搭載される。

アクセス監視機能

 またサーバーログ検索機能についても、監視ルールと同様のアクセス分析を可能にする機能が追加されたとのこと。

 価格(税別)は、「Professional」が年額5万円、「Enterprise」が年額20万円。このほか、OEM向けの「Professional OEM」と、商用版では無制限のデータベース保存期間が2週間に制限されている無料版「Basic」が用意されている。