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SBT、AD連携ソリューション「ADFS on Cloud」新オプションでクラウド導入の早期化を促進
Office 365導入時に必要なID統合が不要に
2016年6月10日 16:45
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は10日、Active Directory(AD)連携ソリューション「ADFS on Cloud」において、ID連携オプション「IDSync」を提供開始すると発表した。
ADFS on Cloudは、クラウドを基盤に、Office 365とADとを連携させるソリューション。クラウドに統合ADを構築し、IDSyncで各拠点ADを統合することで、マルチフォレスト環境や、一部ADのない環境でもADFS on Cloudが利用可能となる。クラウド上に統合ADを構築することで、他サービスやシステムのクラウド化を促進できるのも特長という。
一般的に、ADを連携させるためには社内ネットワークを統合する必要があるが、これには多大な工数と時間、コストを要するため、システムのクラウド移行をためらうケースも見られるという。そこでIDSyncを利用すると、現行のAD構成を変更することなくADFS on Cloudが利用できるので、簡単、短期間かつコストを抑えて、Office 365およびそれに類するクラウドサービスを導入可能になるとした。
価格(税別)は、初期費用が98万円から、月額費用が9万8000円からで、ADFS on Cloudの基本利用料などが別途必要になる。