【Interop Tokyo 2010】
シスコ、データセンターから企業までネットワーク全般に製品を展開
Interop Tokyo 2010の展示会場では、シスコシステムズが大きなブースを構えている。「ボーダレスネットワーク」「クラウドコンピューティング」をテーマに掲げ、ルーターやスイッチのみならず、サーバーやセキュリティアプライアンス、Green ITまで、ネットワーク全般を扱う企業としてアピールしている。
■データセンター3.0
「データセンター3.0」コーナーでは、データセンター向けスイッチやFCoE(FC on Ethernet)機器、ブレードサーバー、ロードバランサ、データセンター間で負荷分散するGlobal Sie Selector (GSS)、セキュリティアプライアンス、Webセキュリティアプライアンス、SecureIDソリューション、WAN高速化アプライアンスなど、上から下までのデータセンター向けラインナップをラックに一体化。さらに、VMwareとEMCとのVCE(Virtual Computing Environment)連合にもとづき、ブレードサーバー上の仮想マシンやFCストレージまでを含めたトータルなセットとして展示している。
■ストリーミングインフラ
「エクスペリエンスプロバイダーへの変革」コーナーでは、ストリーミングサービスのためのCisco CDSソリューションを構成する機器や技術を展示している。
キャリアルーティングシステムCRS-3 | アグリゲーションサービスルーターASR1000、CMTS uBR7225VXR |
■モバイルインフラ
「ボーダレスネットワークサービス」コーナーでは、無線LANや3Gのルーターと、それを管理する機器などを展示している。
ワイヤレスコントローラとモビリティサービスエンジン | アクセスポイントAironet 3500eシリーズ |
3GルーターとService Ready Engine | セキュリティアプライアンス製品 |
■グリーンIT
「グリーンソリューション」のコーナーでは、電源管理システムを搭載Catalyst 3750-Xや、ビル全体のエネルギーを統合管理するシステムなどを展示。さらに、Catalyst 4500Eを自転車で発電した電力で動かすデモなどもなされている。
電源管理システムを搭載したCatalyst 3750-X | エネルギー管理システム |
自転車発電でCatalyst 4500Eを動かすデモ |
■ユニファイドコミュニケーション
「ユニファイドコミュニケーション」コーナーでは、USBカメラつきIP電話どうしや、PCとの間で映像つきで通話するデモなどを展示している。
IP電話とPCクライアント |