仮想化道場

Haswell世代のXeon E3サーバー「DL320e Gen8 v2」を試す (DL320e v2のセットアップ)

奥行きが約半分になった1Uサイズのサーバー

DL320e v2のセットアップ

 今回HPからお借りしたDL320e v2には、プロセッサにXeon E3-1280 v3(3.6GHz 4コア/8スレッド)、DDR3-1600の4GBメモリ×2枚(8GB)、ディスクは3.5型SATA HDD(500GB)×2を搭載している。HDDは、Western Digitalのエンタープライズ向けであるWD Redが採用されていた。

 また、Xeon E3-1280 v3には内蔵GPUがないため、外付けグラフィックチップとしてMatrox G200ehが使用されている。

 さて、このハードウェアにWindows Server 2012をインストールして、いくつかのベンチマークソフトを動かしてみた。

 ちなみにOSのインストールは、DL320e v2のインテリジェントプロビジョニングの機能を使うと、ファームウェアのアップデート、ドライバーのインストール、OSのアップデートまでを一括で行ってくれる。デフォルトの設定では、ストレージはRAID 1設定となっているため、今回はRAID 1でテストした。

リモートPCからブラウザでDL340e v2のiLO4にアクセス
さすがにGen8世代のiLO4だけあって、細かな項目の管理ができる。リモートPCのISOファイルを仮想DVDドライブとしてマウントできるのは、OSのインストールに非常に便利
リモートコンソールは、Javaや.netなどのフレームワークで動作する
リモートコンソールを使えば、サーバーのBIOS設定の変更もリモートPCから行える
リモートコンソールでRAIDの設定も変更できる
インテリジェントプロビジョニングを使えば、OSのインストールも簡単に行える。Windows Server、Red Hat Linux、SUSE Linux、VMware ESXiなどのインストールが自動化できる
OSのインストールが終われば、リモートコンソールよりも、OS側のリモートデスクトップで接続した方が高速に画面表示が行える
DL320e v2のハードウェアリソース。グラフィックは、Matrox G200ehが使われている

(山本 雅史)