Windows Server 2012研究所
Windows Azureのクラウド環境上でWindows Server 2012 R2を検証しよう
(2013/8/2 00:00)
今回は、実際にWindows Server 2012 R2(以下Windows Server 2012 R2)をインストールして試してみたい。
OS環境を試してみるにはAzureは最適
いつもは、ローカルのサーバーにインストールしてテストするのだが、今回はMicrosoftのパブリッククラウドであるWindows Azure(以下、Azure)を利用してみた。
Azure IaaSのギャラリーには、Windows Server 2012 R2、SQL Server 2014、Visual Studio 2013など、Build 2013やTechED North Americaなどで発表があった製品のプレビュー版が用意されている。
Azureを利用すれば、OSをインストールするサーバーのハードウェアなどを気にしなくてもいい。インストールすれば、すぐにでもテストできる手っ取り早さがある。
さらに、OS環境を整えてからサーバーアプリケーションをインストールする必要があるが、Azureを使えばOSとサーバーアプリケーションが1つのイメージにパッケージされているため、環境を整える手間をかける必要もない。
前述のように、SQL Server 2014 CTP1、Visual Studio 2013 Ultimate(SharePoint 2013、SQL Server 2012 Express)などが用意されている。このイメージを使えば、すぐにテストが可能になる。
なお、OSのテストを行うために有償のパブリッククラウドの契約を結ぶのは面倒と考えているユーザーも多いだろうが、現在、Azureは1カ月の無料評価版を提供しており、1カ月間で1万7000円分のリソースを利用できる。