「プレスリリース」コーナーでは、企業や団体などのプレスリリース（報道用発表資料）をそのまま掲載しています。株式会社Impress Watchは、プレスリリース記載の内容を保証するものではありません。また、プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。閲覧いただく時点では変更されている可能性がありますのでご注意ください。

香港の大手保険会社HLIAがPCI-DSS要件の対応にセーフネットの「DataSecure」を採用

報道関係者各位

2011年12月5日
日本セーフネット株式会社

香港の大手保険会社HLIAがPCI-DSS要件の対応にセーフネットの
「DataSecure」を採用

～高い信頼性と情報セキュリティ規格へのコンプライアンスを実現～

　2011年11月21日香港 - データ保護のグローバルリーダーであるSafeNet, Inc. （米国・メリーランド州、以下SafeNet）は、香港の大手保険会社であるHong Leong Insurance (Asia) Limited（以下、HLIA）が、顧客データの保護とPCI-DSS要件への対応を目的にセーフネットのDataSecureを採用したことを発表しました。

　DataSecureはハードウェアベースの暗号化アプライアンスで、業界における最高レベルの情報セキュリティを実現します。DataSecureはデータ暗号化ときめ細かいアクセス制御機能を統合したプラットフォームを実現するもので、データベース、アプリケーション、メインフレームなどの環境や個々のファイルへの適用が可能です。

　HLIAの情報テクノロジー部門マネージャー、Michael Soは次のように述べています。「データ保護は、HLIAの更なる発展に向けた戦略です。HLIAは、お客様の信頼を獲得することを非常に重要な目標として掲げており、それには高い実績を誇るソリューションプロバイダとのパートナーシップが不可欠です」。HLIAが保護の対象とする情報には、顧客情報、クレジットカード番号、電話番号などがあり、クレジットカード番号はMS SQL環境で暗号化されますが、その環境下には、PCI-DSS規格への準拠が必要なアプリケーションが多数存在します。「HLIAは、ハードウェアベースでデータベースを保護するアプローチを採用しました。このアプローチによって構築されたセキュリティ基盤は、IT環境の多様化や、時代によって変化するデータプライバシー要件に十分対応し、組織とともに成長できる優れた拡張性を備えています」。

　DataSecureに内蔵されるProtectDBソフトウェアアプリケーションは、HLIAの情報セキュリティニーズに適切に対応しています。ProtectDBが持つ柔軟な暗号化機能では、データベースのカラム単位での暗号化、アプリケーション層の暗号化、さらにバッチ方式でのデータ変換プロセスおよびトランザクションプロセスの実行時の暗号化が可能です。また、管理者権限が必要な操作を複数に分割することによって、高レベルのアクセス権限を持つユーザーの不正操作によるリスクを回避します。

　セーフネットのアジア太平洋地域担当副社長、Humphrey Chanは次のように述べています。「セーフネットは、特定のニーズを満たすだけでなく、国際規格のコンプライアンス確保にも対応できるデータセキュリティソリューションを幅広く提供しています。HLIAが抱える課題にも、このような包括的なデータセキュリティソリューションが威力を発揮
しています」。

　このデータセキュリティに対する戦略的なアプローチには、コスト削減というメリットもあります。ProtectDBではアプリケーションの変更が不要な為、導入に1ヶ月もかかりません。さらに、ポリシーの一元管理機能によって、効率的なデータ管理と可視化、セキュリティの強化、運用コストの削減を実現できます。

【 Hong Leong Insurance (Asia) Limitedについて】
　Hong Leong Insurance (Asia) Limited（HLIA）は、マレーシアの上場企業であるHong Leong Financial Group Berhadの完全子会社（間接保有）として1973年に香港で設立されました。香港保険監督局から正式な認可を受けた保険業者として、個人や企業向けの保険、団体医療保険など、さまざまなニーズに応える保険商品を幅広く展開しています。
しっかりとしたビジネス戦略と堅固な管理体制を基盤とするHLIAは、香港トップクラスの保険業者として、高品質のサービスを幅広い顧客に提供しています。

【 SafeNet, Inc.について】
　1983年設立。情報セキュリティ業界の世界的なトップ企業で、グローバル企業の最も重要なデータを保護し、信頼を得ています。SafeNetは、お客様の貴重な情報を、データセンターからクラウドまで、情報ライフサイクル全般にわたり保護しています。現在、25000を超える企業や政府機関が情報セキュリティの保護、リスク管理、コンプライアンス管理、仮想化・クラウド環境の保護をSafeNetに委ねています。

【日本セーフネットについて】
　日本セーフネット株式会社（< http://jp.safenet-inc.com > 代表取締役社長：酒匂潔、本社：東京都港区）は、米国SafeNet, Inc.の日本法人で、2001年の設立以来、ネットワークやアプリケーションのセキュリティ製品の日本国内での販売、マーケティング、サポートを提供しています。
SafeNet、SafeNetロゴはSafeNet, Inc.の登録商標です。その他の商標はすべて、各所有者の財産です。