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M-SOL、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」と連携するデータ一括処理ツール

 ソフトバンク・テクノロジー(SBT)の100%子会社であるM-SOLUTIONS株式会社(M-SOL)は27日、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」と連携し、データの一括処理やデータ結合を行える「Smart at batch for kintone」を提供開始したと発表した。

 「Smart at batch for kintone」は、データの一括処理や集計処理をサポートするkintone専用のカスタマイズツール。開発にかかる時間を短縮すると同時に、kintoneだけでは実現できないデータの一括処理や、複数のデータ結合などを迅速に処理できるという。

 具体的には、以下のような処理に適している。

・売上累計:売上げ累計を行い累積グラフを表示
・料金計算:サービスタリフにあわせた料金集計
・公開日付:公開日付にあわせた「お知らせ」などの表示を制御
・大量データ集計:数万~数十万件以上の大量データを集計
・複数アプリ集計:複数アプリにまたがるデータを集計
・データ取り込み:CSVなどのPOSデータや外部のマスターデータをkintoneへ取り込み
・メール送付:一括メール送付
・帳票作成・配信(オプション):帳票を作成し配信

 またオプションサービスとして、日本オプロのドキュメント出力・配信サービス「D3Worker」と連携し、帳票を作成・配信できる機能も備えた。一括処理したデータを適切な帳票として作成し、メールやクラウドサービスに配信可能なため、kintoneに蓄積されたデータを、そのデータごとに最適な形で受け取れるとのこと。

石井 一志