テラスカイが米国法人を設立、クラウド連携ツール「SkyOnDemand」を米国で販売


 株式会社テラスカイは11日、米国カリフォルニア州において100%出資の子会社「TerraSky Inc.」を8月13日付けで設立したと発表した。9月12日より本格稼働させ、主力サービスツールの「SkyOnDemand」を米国で販売するという。

 SkyOnDemandは、SaaS型アプリケーションと社内システム、あるいはSaaS同士の連携を行えるデータ連携サービス。SI事業者へ依頼せず、ユーザー自身がドラッグ&ドロップで簡単に設定できるほか、サービス自体が月額料金制のSaaSでの提供となるため、低コストでの導入、維持が可能な特徴を持つ。

 米国のクラウド市場は日本国内市場の約5倍の規模があるとされており、このクラウド上のシステムと社内基幹システムや、クラウド上のシステム間では多くの連携ニーズがあることから、テラスカイでは米国市場で高い潜在需要があると判断。米国法人を立ち上げることにより、3年後をめどに10億円程度の売り上げを期待している。

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